理事長挨拶

 本校は、昭和37年(1962年)千葉県敬愛高等学校男子部として現在の匝瑳市に創立され、その後、昭和46年(1971年)に現在の場所に移転し、昭和50年(1975年)に横芝敬愛高等学校として認可された、特別進学コースと普通コースを有する男女共学の全日制の高等学校です。 

 校名の「敬愛」は、明治の偉人、西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」に由来しています。
創設者長戸路政司が「敬天愛人」に感銘を受け、これを学園の建学の精神とし、地名と敬愛を入れた校名にしました。

 本学園では、謙虚に自分を律するとともに他人をいつくしみ尊重し無限の愛をよせること、真理を敬い、追究する心と、広く他者を愛する心をもつことを通して建学の精神を具現化した人間形成と進路実現を目指しています。

 中学生の皆さんは、ぜひ、横芝敬愛高等学校で充実した高校生活を送ってください。

理事長 黒須 健治

 

校長挨拶

横芝敬愛高校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

60有余年の歴史を通じて変わらない柱!

 私たちは、『敬天愛人』を全ての教育活動の柱に、「常に謙虚で、自己を厳しく律するとともに、広い心で自分と同様、他人をも愛することができる真のやさしさ」を備えた、時代時代の要請に柔軟に対応できる有為な人材を育み、社会に羽ばたかせる支援をしてまいりました。

 ここでいう「常に謙虚で、自己を律する」とは、高校生活に一貫して、心の新鮮さを失わないことです。慣れから生じる油断や、結果が出なくてもなんとなく満足してしまう弱い自分と常に対峙できる強い心。より広い世界で己の力で羽ばたくために、日々の生活に新鮮な気持ちを失わず、一度決めたことを粘り強く実践していく力。私達は全力でそんな皆さんを支えてまいります。

 「広い心で他人を愛する」とは、これから皆さんの前途にたちはだかる壁を、助け合い、支えあい、しっかりとした相互信頼の絆により乗り越えることです。ひとたび社会に漕ぎ出せば、先の見えない国際情勢や、うち続く自然災害など、様々な困難が壁となって現れます。そんな時も、この学び舎で育んだ絆と他者への思いやりが、きっとどんな困難も乗り越えられる力になります。進路や将来の悩みなど、助けが欲しい時はどうぞ遠慮なく言ってください。あきらめずに前を向く皆さんには、必ず優しい手が差し伸べられるはずです。 

 

令和7年度からの新たな学びの柱!

横芝敬愛高等学校の学びは変わります!

 これまで培ってきた「朝の10分間読書」、「マルチベーシック」、「日本語検定」など、学習基盤を盤石にする「土台づくり」のための学びをステップアップさせ、次のステージに進んでまいります。

 新しい教育課程では、ICTを積極的に活用し、タブレットや独自の学習支援ソフトにより、個々の学習進度に合わせて、時代に即したより効果的な学習を進めます。学習面では、まずは今の自分の力をしっかり把握することが大切です。他者との進度の違いや現在の力に焦る必要はありません。時に立ち止まってもよいのです。あきらめずに繰り返しチャレンジして、わからないところをわからないままにしない、それぞれが克服する学習を支援します。

 

 時代が変わっても守り貫くべきもの、時代とともに変化し成長させるべきもの。横芝敬愛高等学校はこの二つの柱を見失わず、本校独自の教育活動を進めてまいります。ここには、何より他者を思いやれる仲間がいます。土台をつくる学びと個々に応じて効果的に学べる新しいシステムがあります。さあ一緒にこの場所で未来の扉を開いてみませんか?

 

                                                                     校長 平賀 洋一